フィレンツェの街でアルノ川に架かる4つの橋は、13世紀の終わり頃から、南北の道路の一環として2つの岸の間を接続するものとして造られた。
1237年、アルノ川の城壁のライン上に現在のVIA DEI BENCI(ヴィア・ディ・ベンチ)のラインが交わるところに架けられたのがこの橋である。商業の中心として栄えていたヴェッキオ橋の隣りに位置するこの橋は、ヴェッキオ橋のように橋上に小さな家や商店が建てられ賑わっていた。
アルノ川の最も広い部分に架けられたこの橋は、当時9つのアーチ(長さ215m)から成っていた。しかし、1347年モッツィ広場拡大の時に2つのアーチが塞がれてしまった。一部分は失ってしまったものの、昔の姿をとどめていた古い橋は、第二次世界大戦後、ジョバンニ・ミケルッチを中心とする建築家の集団によって新しいデザインに造り替えられて現在に至っている。
この橋の名前は、美しい宝石を施した教会 S.MARIA
DELLE GRAZIE(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ)から取ったものである。
【データ】[完成]1237年
【最寄り駅】
【周辺の名所】バルティーニ博物館
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