動作環境・・・ Windows95以降
以下の解説はWindows98の画面です(OSによって画面が異なる場合があります)。
ソフト・・・ Acrobat Distiller(アドビシステム社)
(PDFWiriterは使用しないでください。より詳細な解説はAcrobat Distillerの
ヘルプ、 またはアドビシステム社のサポートページを参照してください。)
<操作手順>
(2)ジョブオプション(フォントの埋め込み、解像度)、セキュリティの設定
(1) プロパティの設定(True Typeフォントの設定)
1.[スタート]ボタンから[設定]−[プリンタ]を指定し、プリンタウィンドウを開きます。
2.Acrobat Distillerアイコンを右クリックし、[プロパティ]を指定してプロパティウィンドを開きます。
3.[フォント]タブから「常にTrue Typeフォントを使用」を選択し、[フォントの送信方法]ボタンを押します。
4.「True Typeフォントの送信方法」欄が「Type 42」であることを確認し、[OK]ボタンを押します。
5.プロパティウィンドを[OK]ボタンを押して終了します。
(2) ジョブオプション(フォントの埋め込み、解像度)、セキュリティの設定
1.[スタート]ボタンから[プログラム]−[Adobe Acrobat 4.0]−[Adobe Distiller 4.0]を指定し、
Adobe Distiller 4.0を起動します。
2.「ジョブオプション」欄を「CJKScreenOptimized」にします。
3.[設定]から[ジョブオプション]を指定します。
4.[一般]タブから「互換性のある形式」欄を「Acrobat 4.0」にします。
5.[圧縮]タブは、通常はデフォルトのままで構いませんが、
PDFファイルを作成した時に文章中の画像が不鮮明になった場合、
このタブでカラービットマップ画像、グレースケールビットマップ画像の
リサンプル解像度を上げてからPDFを作成します。
但し、解像度を上げますとファイルサイズが大きくなります。2MB以内になるように調節して下さい。
(カラービットマップ画像144dpi、グレースケールビットマップ画像144程度から試して下さい。)
6.[フォント]タブから「すべてのフォントを埋め込む」を選択し、[OK]ボタンを押します。
7.「ファイル名」欄が自動的に「CJSKScreenOptimized(1)」となりますが、そのまま[保存]ボタンを押します。
8.「ジョブオプション」欄が「CJSKScreenOptimized(1)」であることを確認します。
9.次に[設定]から[セキュリティ]を指定します。
10.セキュリティ設定がされてないことを確認して[OK]ボタンを押して下さい。
下記の入力項目、チェックBoxを入力、チェックしないで下さい。
11.[ファイル]の[終了]で終了します。
(3) PDFファイルの作成
*以上(1)〜(2)の設定を予め行った後に、PDFファイルの作成を行って下さい。
*PFDファイル作成にはいくつか方法がありますが、一般的な方法を下記に記します。
1.PDFファイルに変換したいドキュメントファイルを開きます。
2.そのドキュメントファイルの[ファイル]から[プリント](または[印刷])を指定します。
3.「プリンタ名」欄を「Acrobat Distiller」にし、[OK]ボタンを押します。
*以降、自動的にPDFファイルに変換・作成されたPDFファイルが開きます。
*作成されたPDFファイルは、印刷ダイアログの「場所」欄に表示されているフォルダ内に格納されています。
(4) PDFファイル作成後の確認
1.作成されたPDFファイルで開き方の注意点があります。
[ファイル]から[文書情報]-[開き方の設定]を指定します。
2.ここで、「初期表示」欄の「ページのみ」をチェックします。他の項目はデフォルトで構いません。
「ウインドウオプション」欄「ユーザインターフェイスオプション」欄のチェックBoxはチェックしないで下さい。
設定しましたら[OK]ボタンを押します。
3.次に文章にパスワード設定されていないかチェックします。
[ファイル]から[文書情報]-[セキュリティ]を指定します。
4.文書パスワード、セキュリティパスワードが「いいえ」となっているか確認して下さい。
「いいえ」となっていない場合、パスワードを外してからPDFを作成しなおして下さい。((2)参照)